「荒野に希望の灯をともす」上映収益から
8月26~27日に開催された交野平和展、27日の「荒野に希望の灯をともす」映画会に550人を超す入場者がありました。先日、最終の収支を確認したところ黒字になりました。ポスターやチラシにも収益の一部をペシャワール会に寄付すると記載していました。
ペシャワールの寄付の内容は、中村哲さんの用水路は、いまでも65万人の命と生活を支えています。ペシャワール会の活動は、みなさまのご支援が、慢性の食糧不足と栄養失調、そして、今なお進行する大干ばつに直面している人々を救う力となります。映画当日も、数人の方からペシャワール会への寄付をいただきました。
来年度の平和展に備蓄し、収益のなかから4万円をペシャワール会へ寄付をしました。
映画が終わって数ヶ月が過ぎましたが、幾人かの方がmailで感想が寄せられています。ご紹介させていただきます。
★みんな感動していました。平和はこうして生まれる民主主義はこうして育っという大変なドキュメント映画でした。ありがとう。
砂漠に水を引いて精一杯の広大な田畑、森、小鳥の囀り、子ども達の水遊び、それまでの食べるものが無く、死んでいく子ども達の悲しい状態から、医者からの社会に何が大事かを、みて食べることが病を何十倍も超える。枯れた土地に水を引く、大変なことを説得し、すすめ艱難辛苦を乗り越え実行していく、すばらしい、まさに神的存在です。水を砂漠に引いて,田地、森をつくるすばらしい。中村哲さん,多くの人々を救った人間が過去にいただろうか?日本人の誇りです。ご冥福を祈ります。 (Kさん)
★中村さんの残された多くの言葉の中で、「平和=戦争のない状態」が印象に残りました。たった1人の活動で、今後も含め,どれだけの人の命が救われたことか、砂漠でさえ青々とした緑となり、35年間の壮大な活動に感動しました。人々の心に寄り添い現地の人々から真の信頼を得、中村さんの活動に共感して仲間が増え、人々が助け合い、武器を耕具に替え、争いがなくなり食べることが確保されると笑顔が増え、そこに平和が訪れる、という流れが良くわかりました。用水路建設について、故郷の福岡県朝倉市の山田堰を参考にした話、数百年前の先人の知恵が役立ったというエピソードが面白かった。自身、コロンビアの日本人移住の歴史を研究していますが、同国への移住者のほとんどが朝倉市、久留米市出身の農業従事者で、一世からそのような話を聞いたことがあるので不思議な縁を感じました。志半ば急逝された氏の意志を受け継いで、現地の若者が育っていることを推察します。現地には行くことができませんが、この方のことを周りの人に伝えたいと思います。今回の交野平和展の企画に感謝します。(Fさん)
来年度の平和展のため、意見・提案をください
来年度の平和展の成功のため、みなさんの意見・提案をお寄せください。
交野革新懇ニュース読者のみなさん、今年の平和展は大好評で実施されました本年度分をきちんと総括することが大切だと思っています。さまざまな意見を集約し、来年度に生かせたらと思います。
下記の項目について、交野革新懇のmail、ファックスに反映していただけますようにお願いします。(ご意見あるところだけでも結構です) 良かった点、課題、新しい提案などお願いします。
① 日程(8月中旬、金・土)の2日間(子どもたちが夏休み)
② 会場について(ゆうゆうセンター、青年の家、他)
③ 企画内容 毎年の企画は、
・交野市の戦争戦跡を写真で掲載(27枚)
・原爆写真の展示
・戦争当時の実物資料の展示
・平和のメッセージ記載コーナーの設置
・ピースコンサート
です。これに毎年実行委員会で検討して企画を追加しています。今年は、祝園弾薬庫の写真を展示、戦争中の市民の生活(パネル)の展示、映画「荒野に希望の灯をともす」の上映、「こどもの平和広場」、「はだしのゲン」上映を追加しました。
④ 当日の運営、会場配置、時間帯など
⑤ 小さな団体やサークルでも実行委員会に入ってほしいです。入っていただく団体をご紹介してください。
⑥ 今後の企画内容で提案したいもの、紹介など
⑦ 平和展のチラシ、ポスター、SNSなどについて
⑧ その他・ご自由に
送り先
mail fkdkx007@cwk.zaq.ne.jp
FAX 892ー6753へ
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