日本と世界で戦争への道へ進む中、平和展の取り組みは素晴らしい
交野平和展は、猛暑日が続く8月22日(土)~23日(日)の2日間、交野市青年の家展示ロビーと二階の201室と203室で行なわれました。一階展示ロビーでは、交野市内に残る戦争戦跡を写真にして展示、原爆投下後の広島・長崎の実態を写真で展示、また、日本列島ミサイル化の実態も写真にして展示されていました。戦争当時の実物資料(国民服、子どもが遊んでいた双六など)戦争当時の遺品が多数展示、平和のメッセージ記載コーナーでは、花かごのカードに、自分の平和への思いを記載し93名の方が貼っていただきました。
「なぜ中東では戦争は終わらないのか?日本はどうするべきか?」フリージャーナリストの西谷文和さんの話に、笑いあり、拍手あり、、最初から最後まで会場一杯(106名)の参加者が聞き入りました。2日目は、「子どもの平和広場」を開催、寝屋川原爆被害者の会の山下しのぶさんが、自らの被爆体験の話、お母さんの願いが込められた熱い思いを語ってくださった住井さんの紙芝居、「ぞうれっしゃがやってきた」の歌とお話し等に100名の方が参加されました。「戦争体験記=先輩からの伝言」も発行し、参加者に配布しました。また、「67年前星田原子炉反対住民運動」も冊子にして発行しました。この交野平和展に300人を超える方が訪れ、30代の女性は、”日本や世界で戦争への道を歩もうとしている動きがあります。このような時、平和展の取り組みは、素晴らしい企画ですね、参加して良かった”と述べられていました。


交野の戦争戦跡、原爆の写真に多くの人が

一階展示ロビーでは、交野の戦争戦跡、広島・長崎の原爆投下後の写真、日本列島ミサイル化のパネル、戦争当時の実物資料が展示されました。同会場に併設している図書館や会館利用者も立ち寄り熱心に見ていました。両日に三〇〇人を超える方が参加されました。
「小学校の男の子が、ヘルメット・児童が描いた絵・ポスターを興味深く見ていました。ヘルメットを指さし、『これ何?』と質問してくれました」「これは兵隊さんが敵(相手)の弾から頭を守るもの」というと、『兵隊さんて何?』と尋ねられました。まったく戦争を知らない事に驚きました。母親世代は戦争を伝承することもないのか、伝承の大切さを感じました。
西谷文和さんの講演に大きな感動

「なぜ中東で戦争が終わらないのか?日本どうするべきか?」をテーマに、フリージャーナリスト西谷文和さんから講演をしていただきました。(講演の要旨です) 中東やイスラエルに昨年と今年に向かった。激しい戦争が、現地の映像から鮮明にうかがえた。
もともと平和だったところにイギリスの植民地支配から、アラブ人がイスラエルのユダヤ人からの迫害が続いている状況が、権力者の命令が発端になっている。ただ、ユダヤ人の中でもアラブ人と仲良くしたい平和デモも起きており、その衝突の状況も伺えた。メディアを潰して、権力者の恐怖を煽るインターネット、SNS発信がデマをデマで拡散され偽りを信じ込ませ、貧困からお互いを数万人レベルで殺し合う世の中をつくりあげている。
トランプ・高市政権や維新の詐欺行為や右翼よりの動きが、日本でもアルゴリズムにより、参戦派のSNSから更に参戦派のSNS、AI画像が作り上げメディアを見ない若者が嘘にだまされようとしている。
一方アフガニスタンでは、中村哲さんを祀り上げ、医者でありながら、農場をつくることで争いごとが無くなった。映像に残す命の危険にさらされながらも、中村哲さんを感謝し、取材をつづけていく西谷さんのメッセージは、日本の9条を守り、世界の基準として広めていくことが世の中を救う。会場106名がその言葉に感動され大きな拍手で締めくくられました。
「子どもの平和広場」創意・工夫をこらしとりくまれる

戦争体験や平和の取り組みのお話しを聞いたり、本にふれたり、世界の子どもたちの絵や写真を見たり、楽しい音楽や科学遊びで心や体を解きほぐされ、楽しさの先に平和があると感じてほしい。そんな願いで、今年も〈子どもの平和広場〉に取組みました。

取り組む上で特に大切にしたのは、活動に取組む輪を広げるということです。
平和を守るために協力を得、内容を豊かに広げていくことをめざしました。今回、新たに参加してくださったのは、NPT再検討会議に参加されたり、次世代へ記録をつなぐために被爆体験を語る活動をされている山下しのぶさん、世界の子供たちと絵で交流し、平和を育てる活動をされている安田さん。温かな〈交野の風景画〉を提供してくださった私市さん。〈ぞうれっしゃがやってきた〉の交野うたう会。この新たな方達にも協力していただき、〈子どもの平和広場〉の内容を作っていきました。子どもたちの参加がうまく勝ち取れませんでしたが、新たに青年達が参加され、子どもの平和広場に100名を越える方が参加されました。被爆アオギリの話を熱く語ってくださった住井さん、本を用意してくれた中島さん、心弾む歌を届けてくださったmaimaiきんこのみなさん。今年も有難うございました。
今後も、子どもたちの心に笑顔と平和の種をまく活動を続けていきたいと願っています。




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